本作は意外と複雑な物語で、映像化するにはなんらかの割り切りが必要だろうと思っておりました。そこでアニメの打ち合わせの場で「異能力サスペンス的な部分をメインにしますか? 高校生が少し哲学的な話をしている雰囲気の部分をメインにしますか?」と質問させていただきました。どちらかに絞らないと成立しないのではないか? という思いがあったからです。 そこで川面監督から頂いたお答えは、「私が作ると、なんであれ雰囲気は壊れない」というものでした。原作者としては、こんなにも心強いお言葉はありません。私はそれから全面的に川面監督を信頼して、脚本も読ませていただきました。放送が心から楽しみです。
本作は意外と複雑な物語で、映像化するにはなんらかの割り切りが必要だろうと思っておりました。そこでアニメの打ち合わせの場で「異能力サスペンス的な部分をメインにしますか? 高校生が少し哲学的な話をしている雰囲気の部分をメインにしますか?」と質問させていただきました。どちらかに絞らないと成立しないのではないか? という思いがあったからです。
そこで川面監督から頂いたお答えは、「私が作ると、なんであれ雰囲気は壊れない」というものでした。原作者としては、こんなにも心強いお言葉はありません。私はそれから全面的に川面監督を信頼して、脚本も読ませていただきました。放送が心から楽しみです。